Quantcast
Channel: fmb**uss*aのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 560

明後日は横浜観魚会の弐歳会

$
0
0
明後日、3月20日、午前10時から横浜観魚会の2016年最初の行事、弐歳会が行なわれる。

天気は数日前までの天気予報では雨時々曇りだったが、今日の天気予報では曇り時々晴れ!雨の心配が減ってくれた。

一週間以上前には、自宅のアズマを見ていると、「腹がしっかり付いている」とか思っているのが、今週になって、「細いかなぁ?」と見えるようになってしまうので恐ろしい

今朝も水換えをして、人工飼料と冷凍アカムシを放り込んで、ただただ「食えっ!」って思い

まぁ今からどうあがいても、そう金魚は変わるものじゃないし、「自分としてはやれることはやった」と納得することにした

弐歳会では、横浜観魚会の会報が配布されるのだが、その会報をその前に見られたりするので、昨晩、じっくりと見ていた。

その1ページ目、冠頭言にuusanの挨拶文がある。

そこに愛好会のあり方の想いが書かれている。

「昨年を振り返ると………品評会で200名近く、即売会は200費と以上の来場者があったと思います。
 10数年前の横浜観魚会は、研究会は10~15名、品評会も30名くらいで開催していました。この変貌ぶりには驚いていますが、良い魚が集まるから、見学者も参加者も増えたのか?
 もちろん、それもあるでしょうが、一番は楽しめるからではないでしょうか。実際私は楽しくて仕方ありませんから。前年の東部本部会報にも記しましたが、前日までは孤独の中での我慢と忍耐。当日は老若男女みんなで笑顔で楽しめる会。それが最高ですよね。
………」

金魚の愛好会はご他聞に漏れず、高齢化が進んでおり、各愛好会は「これからどうしようか?」と考えるところがあるかもしれない。

これは実は金魚の愛好会に限ったことではなく、多くの趣味の会で同様の状況がある。

昭和時代の人が多い趣味の会…昭和の良い部分が趣味の会にはあるのだが、会員の高齢化は止められるものではない。

でも自分の中には、金魚の愛好家が少なくなっている実感はない。「何故?」って、発刊している『金魚伝承』の売り上げから実数が見えるからである。

日本らんちう協会の会員数は1400名ほど、その中で『金魚伝承』を買ってくださる方ってどれぐらいおられると思います?

協会会員に限って言えば、「400名いるかいないか」なのである。

「えっ?400人ぐらい?そんなに少ないの?」と思われるかもしれないが、これは『金魚伝承 第20号』以降の傾向である。1000名ほどの会員の方は、別に専門誌を見る必要がないと思われているのである。

この数字だけなら『金魚伝承』は作らないし、専門誌を見る必要がないと思われている方に向かって誌面を刷新することもしない。実際の作業は、協会に入っていないらんちゅう愛好家、これかららんちゅうという魚に興味を持ってくださる方が購入してくださること狙って制作して、数字を出しているのである。「協会の中でも『金魚伝承』発刊以降の会員の方が増えてきている」ことが自分の中の大きなモチベーションになっているのは確かである。


自分は金魚だけでなく、熱帯魚、日本産淡水魚、その他の水生生物、植物など多くの分野を楽しんでいたりするのだが、どんな趣味にしても「楽しそうだ!面白そうだ!」がなければ追求することはしない。

面白いのに、日本での人気はイマイチ…っていう分野は積極的にプッシュしていくようにしたりもする。

書籍、雑誌は、「楽しそうだ!面白そうだ!」を伝えるメディアの一つであって、ウチで作っている書籍、雑誌にはその「楽しそうだ!面白そうだ!」というエッセンスを加えることを大切にしている。

らんちゅうの愛好会の行事もuusanの言われる通り、「楽しい!面白い!」は何より大切だと思う。会員が減っている愛好会って自分が端から見ていると共通点があるのだが、自分が書くと語弊があるので止めておくが、「愛好会の活力は若手の会員が入会してくること」がバロメーターになるのは間違いない。平成育ちの若手にとっては「楽しめる」ために、休日の日曜日でもわざわざ早起きして来会するのである。

高齢化だけは一年が経てば、全員が一歳年を取るので進んで行く…それをそのままにしていけば、愛好会の存続に関わっていくのである。「どうやったら、楽しんでもらえるか?面白さを提供できるか?」これからの愛好会はスピーディにそれを形にしていかないと…ネットを活用してもいいし、地元の行事でハネのらんちゅうを分譲するでもいいし、やり方は様々である。

全国にあるらんちゅう愛好会が毎年、1から2人ずつ新人会員が入会していくとすれば…全国で考えれば相当な人数になるのである。それだけの会員予備軍は、『金魚伝承』の読者数を考えれば数多くいるのである。

明後日、自分にとっては横浜観魚会は数年前まではメチャ楽しい会だったのだが、去年からは徐々に「苦しい会」になりつつある準備とか撮影とかは変わらず楽しく、面白いのであるが、関東アズマを出品しなくちゃならなくなったからである

皆さん、会場で見かけてもほっといてください



Viewing all articles
Browse latest Browse all 560

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>