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埼玉県の『行田淡水魚』さんへ!

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昨日は、朝の6:51発の東京上野ラインに乗って、埼玉県の行田に出かけた。

実はこの電車に乗る前に事件が…
ねっ、col!
名誉のために詳細は止めておこう

結局、一人旅となったのだが、昨日出向いた『行田淡水魚』へは前から行きたくて仕方なかった。


イメージ 1

こちらが『行田淡水魚』のメダカ繁殖専門のハウス内である。


イメージ 2

こちらは別棟のハウス


イメージ 3

またまた別のハウスである。


イメージ 4

素晴らしい輝きで群泳していた金ラメと黒ラメである。
これは『行田淡水魚』の小暮 武さんのプロトタイプで、F1になる。
「これ、水槽写真を撮りたいんで、売ってください!」と言うと、「F1だから次に何が出るか?解らないよ?」と小暮さん、単純に金ラメだけを選べば、高率で金ラメが出るのは間違いない。


イメージ 5

小暮さんの作られるラメは各色とも基調色がしっかりと濃いのである。琥珀体色が好きな自分としてはビンゴである!


イメージ 6

こちらは黒ラメ。ラメの輝きを綺麗にするか?基調色を濃くするか?ここが難しい選択肢となるのだが、小暮さんは「両方!」を望んで交配を続けておられる。


イメージ 7

これでまだまだ小暮さんを満足させるレベルではなく、累代を続けられるのである。


イメージ 8

『行田淡水魚』の体内光である。これcolが見たら、絶対に持ち帰ったはずなのに…寝坊じゃあ
あっ、言ってしまった!


イメージ 9

こちらは灯系統。クリアブラウンの血統と幹之、三色透明鱗の血統を交配してこうなる。


イメージ 10

こういった体色は、最近、いくつか品種名が付いたメダカが知られているが、固定する作業は困難を極め、個体毎の模様の面白さを追求するタイプのメダカと言える。


イメージ 11

小暮さんの十八番、背ビレなしでは、背ビレなしブラック。流星や星河などもここ小暮さんの赤らんちゅうメダカがいたからこそ固定できたものである。「ヒメダカの中に一匹、背ビレがない個体がいた」ことに小暮さんが気づかれたからだが、大量に流通するヒメダカの背ビレって注目することってほとんどないのである。


イメージ 12

これも『行田淡水魚』の系統、琥珀アルビノである。


イメージ 13

クリアブラウンの血統は最近、交配に多用されるが、これは“ホワイトクリアブラウン”と呼んでいる魅力的なメダカである。これ、実はかなりな問題作なんですよ~!じっくりと飼ってみたいメダカである。

小暮さんはメダカの交配を仕事抜きで楽しんでおられる方だが、品種として固定するまで流通させないと言われる。
「大体、F5になってから出荷します」、「80%ぐらいの出現率にならないと出荷しません」と言う小暮さんの言葉…個体変異的なものに呼称を付けて高価で売ろうっていう風潮、固定率とか一切無視のような交雑が多いメダカの世界、小暮さんのような方に出会うとホッとする。

これからも魅力的なメダカを作られるだろう『行田淡水魚』、昨日、訪問してみて、「全国で作られるメダカのネタ元的な部分がある」ということを感じてしまった。

今後の小暮さんのご活躍を楽しみにしていたい。

さぁて、明日から岡山、広島へ二泊三日のメダカ取材の旅に出発である。

気張って取材をしてきますかぁ!

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