これは先週土曜日の朝に訪問させて頂いた、香川の田淵貴利さんの飼育場である。若干25歳のらんちゅう愛好家でありながら、この設備!羨ましい限りであった。
田淵さんは設備だけでなく、今年は戦績もしっかり出ており、倉敷栄蘭会品評会で西取締、岡山錦鱗会品評会で東小結としっかり当歳魚を作っておられたのである。
さてさて、その田淵さん、香川入りする前に地元で水草のある水路をチェックしていてくださった!(^◇^)
もう10月も中旬になると、水草は冬支度をしてしまうので、岡山の大会の時のような撮影への盛り上がりはなくなっていたのだが…
天然に逃げ出していたオランダガラシである!
クレソンの名の方が通りはいいだろうが、結構、各地で帰化している水草である。
香川にもオオフサモがあった!せっかくなので撮影!
こちらはホテイアオイ!水面に浮いている状態ではなく、水底の泥に根をおろしているようで、玉状の部分はほとんどなく、大株に育っていた!
そしてそして、これはウォーターポピーの名前で園芸店で夏に見かける、和名ミズヒナゲシ!
まさかウォーターポピーが帰化している場所に行けるとは思ってもいなかった!(^_^)v
こんな感じでこんもりとしていた。
残念ながら花は早朝に咲いて終わってしまっていたが…
これがウォーターポピーの花である!
最後に撮ったのがこのミゾソバ!雑草っていえば雑草だが、水辺に生える雑草である。
こういった場所を見つけておいてくださった田淵さんに感謝である!m(_ _)m
さて、ようやく体調も普通になり、天気も良かったので、昨日は湘南らんちゅう会のお二人の取材に出かけた!
最初は厚木市戸室で『ディスクアロー』を経営している八矢さん、その店内に置かれたらんちゅう池である。
今年の八矢さんは、東部大会で親魚で行司二、横浜観魚会品評会では、当歳魚で取締二、湘南らんちゅう会品評会でも当歳魚で取締二と、見事な戦績を重ねられたのである。
こちらは八矢さんのご自宅の池!午前中の陽射しが、程よい場所に池を設置されておられた。
この魚は会には使っていない一匹で、来年の種オスとして、温存された魚で見事な尾型であった。
八矢さんとは、ディスカスつながりで15年以上の付き合いがあり、金魚伝承を発汗した当時、「金魚の本作りはいいから、早くまたディスカスの本を作れ!」といったやりとりをしていた(^◇^)
突然、八矢さんが、大阪で行われた第50回全国大会に、厚木から車を飛ばしてやってきたのには驚いた^_^;
その翌年、八矢さんが湘南らんちゅう会に入会、らんちゅうの仔引きを始めたのである。(^◇^)
ディスカスの繁殖の腕前は相当な八矢さん、当時はらんちゅうも簡単にいくと思っていたに違いない!
それから7年、らんちゅうの見方と同時に、尾の作りを体得されたのである。
良く知っているからこそ安易に取材が出来ない…その八矢さんが、ついに戦績という実力で取材させて頂くことになったことが素直に嬉しかった!( ̄▽ ̄)
もう一方が、湘南らんちゅう会歴4年の亀山 修さんである。
ジャーマンシェパード、ポインターでJKCのドッグショーを30年近く経験された方で、4年の経験で今年の東部大会で二歳魚で西前頭五枚目、湘南らんちゅう会品評会では、当歳魚で西大関、二歳魚で東関脇、行司二、脇行司一を獲得されたのである。
こちらが湘南らんちゅう会品評会で当歳魚で西大関となった魚である。
この亀山さん、湘南らんちゅう会で、な…なんと丹沢山麓人に会ってしまい、丹沢山麓人かららんちゅうを、教わっているという不幸な方である(^◇^)
「5年で日らん入賞!」それを目標に毎年、仔引きされておられるのである。
なかなか言える目標ではないのだが、ドッグショーで培った勝負する気持ちを強く持って、らんちゅうを作られているのであった!
取材に同行してくれた丹沢山麓人が、鬼の錯乱で、昨日は発熱中!(^◇^)「いいよぉ~」って言うのに、車で動いてくださった!
この「いいよぉ~」には理由があって、明日から宮城、青森取材に行くので、丹沢山麓人から風邪をもらいたくなかったのである(^^;;
今朝、起きたら、こちらの体調は大丈夫そうで安心した( ̄◇ ̄;)
明日からは気温6℃と寒くなった東北へ3人の愛魚家の方の取材と、日曜日に行われる観友らんちう会品評会にお邪魔する予定である!
青森は水草の宝庫なのだが、もうこの時期はみんな冬芽になってしまっているので、おとなしく、らんちゅう撮影に専念するつもりである!^_^;