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第60回日本らんちう協会全国品評大会

昨日は朝の4時出発で名古屋、鶴舞公園に出発!

第60回日本らんちう協会全国品評大会の撮影に横浜観魚会仕立てのバスで向かったのである!

会場に到着したのが8:49!同乗のuusanが9時開始の総本部理事会、審査委員会への出席のため、到着してすぐにuusanと共にバスから降りて本部席へ向かった。

直ぐにカメラを出して撮影に取り掛かった( ̄◇ ̄;)

ここ何年かは日らんの撮影を任せていただいているのだが、何より開会前後は慌ただしかったりするのである( ̄◇ ̄;)

審査委員会の撮影が終わると、総本部理事、開会挨拶、その合間に当歳魚の審査が始まるので当歳魚の審査員の方々の撮影、当歳魚魚係の方々の撮影…そこで記念集合写真…ここまで結構、テンパって撮影するのである!(◎_◎;)

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イメージ 1


三部門の審査が始まると、審査風景を撮影して、一息つける;^_^A

今回も全国各地かららんちゅう愛好家が集い、審査開始の頃には千人以上の方々が会場の周辺に!

今回も前回の大阪大会同様、当歳魚の出陳数は410尾を超え、二歳魚も親魚も激戦となる出陳数の多さ!(◎_◎;)日らんは当分、この出陳状況が続きそうである。

親魚の部から入賞魚が上がり始める。

日本一を獲得されたのは福岡の東 秀明さん!素晴らしい親魚で初の日本一を獲得された!

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この素晴らしい親魚での日本一であった。見学者の方々から「この親魚を見られて良かった!」という最高の褒め言葉を多く耳にした。

実は10日前に東さんの池と魚を見せて貰っていて、この魚が日本一に一番近いとは思っていたのであるが、日らん当日、ドンピシャで仕上げて来られていたのである。日本一が決定した時、東さんと握手することが自分の思い出となった。

東さん、おめでとうございます!

colと共に親魚の部の前頭を撮影!

すると、二歳魚が上がり始めた!

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二歳魚の日本一は、東京の青木浩一さんのこの魚であった。
「青木さんのところにいる!」という噂は耳にしていたのだが、素晴らしい尾型、見事な泳ぎを見せた魚で、青木さん三度目の日本一獲得となった。

青木さん、おめでとうございます!!

二歳魚の前頭が上がっている間に当歳魚の優等魚が上がってきた。
当歳魚の部の撮影にcolが走る!自分は二歳魚の前頭を!Image may be NSFW.
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花形の当歳魚の日本一はこの魚!静岡、森町の安藤 寛氏の感激の受賞となった。

表彰式では、背筋をピンと伸ばしてちょっと緊張した面持ちで賞状を受け取り、中部本部長の石丸満春氏、宗家代行の石川正彦氏に握手を求めていたのが印象的であったImage may be NSFW.
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実は安藤さんのところには、今年の春、黒仔が山ほどいた時期に訪問させていただいていた。
6月の横浜観魚会の第一回研究会での一席獲得以降、ことあるごとに魚を見ていたのだが、錦友会、観魚会、中部本部大会…と安藤さんらしい結果が付いて来ていなかったので、この日本一の際、
「安藤 寛、死んだふり作戦!」と思ってしまったImage may be NSFW.
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この魚を見せていただき、安藤さんのこの一匹に懸ける執念、想いが込められていたと感じた。

安藤さん、「今年は取材に来てくれなかったし、意地で頑張りましたよ!」と言われたが、「ほぉ、バレてたか!」と思った。

前にこのブログで、浜松に取材に行った際、遠州森町のSAの写真を載せて、「ここはスルー」と書いたのだが、当然、安藤さんが見ると思って書いたこと、今回は頭を下げて取材させていただくことにするImage may be NSFW.
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安藤さん、おめでとうございます!!

さて、日らん、様々なドラマがある大会である。

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親魚で立行司となった大久保義彰さんのこの魚、実は今回、大関を獲得すれば横綱に認定される魚であった。

今回、残念ながら一席下の立行司であったが、ここまで飼ってこられた大久保さんの一年は大変だったに違いない。来年この魚は五歳となるが、来年の東京大会でもう一度、出陳していただきたい。

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こちら、二歳魚の部で取締二となった広島、石田一男さんの魚。
皆さん、見覚えありますか?

この魚、第59回日らんの当歳魚で日本一を獲得した魚である。

その魚を石田さんは一年飼われ、見事、二歳魚優等賞に入賞されたのである。

らんちゅう師の見本になる、素晴らしい結果であった。

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こちらは、当歳魚で西大関となった小澤忠幸さんの出陳魚。今回、小澤さんの魚の前評判は非常に高く、「日本一もある!?」と言われていた中での西大関、小澤さんにとってはホッとした部分と悔しさが入り混ざった結果になったかもしれないが、小澤さんの魚は本当に見事であった。

この魚以外に小澤さんの飼育場には多くの素晴らしい当歳魚がいた。

詳細は金魚伝承29号にて掲載させていただく!

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こちらは岡山の胡本佳孝氏の当歳魚立行司となった魚である。
本格的にらんちゅう飼育を初めたのが今年という胡本さん、岡山錦鱗会品評会、日本らんちう協会西部本部大会などで多くの東大関を獲得されたのだが、初出陳での日らんでも優等賞獲得!

素晴らしい戦績の一年となった。

「末恐ろしい新人」が胡本さんなのである。

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イメージ 9

こちら、二歳魚東関脇の竹内誠司氏の出陳魚。
優等魚を決める格付け審査の6面の洗面器に乗ったのだが、残念ながら6番目で一等賞となった。

「上がって欲しい!」という気持ちもあったが、竹内誠司らしいオチなのかもしれないImage may be NSFW.
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でも確実に日本一への道のりを歩んでいる竹内さんであった。

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イメージ 10

こちら大万さんの親魚の勧進元一となった魚。今年の中部本部大会で東大関を張った魚で、二年前の第58回日らんの西大関、昨年の第59回日らんでは前頭になってしまったが、見事に役魚復帰を果たされた。

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こちら、二歳魚行司二となった徳島の藤原博文さんの出陳魚!
堂々の役魚入りであった。

あっ、藤原さん、「もっと上!」とか言ってはいけませんぜ!Image may be NSFW.
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その他、やまらんさんが、遂に、日らん当歳魚の部で西前頭二十三枚目に初入賞!
苦悩の数年を過ごされていたのを知っていたのだが、見事な入賞、おめでとうございました!

高尾昌幸さんは今年も日らんで入賞をされ、連続記録を継続された!これもまた凄い記録である。

多くの方々の歓喜とため息が混ざった、第60回日らん、雰囲気も良く、楽しく観覧させていただいた。

昨日は横浜についたのが午後11時前、帰宅後、colと共に撮影した写真を整理して日らんのホームページに意地でアップImage may be NSFW.
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終わったのは午前3時であったImage may be NSFW.
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でも全国で日らんの結果を待っている方がおられるので、頑張っちゃったのでした!


また今日から2016年のらんちゅうシーズンが始まる。

全国のらんちゅう愛好家の皆さん、束の間の休息を楽しんで頂きたい。

こちら、今日から『金魚伝承29号』のフィニッシュに向けて頑張るつもりであるImage may be NSFW.
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皆さん、今年もお世話になりましたぁ!

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