琥珀メダカ…混じりっ気なしの琥珀メダカである!
以前は仁井谷さんの息子さんの名前を冠し、“琥珀メダカ 努系”と言われていた系統である。
琥珀メダカが知られるようになったのは2004年のこと。楊貴妃メダカと共に世に知られるようになったのである。
楊貴妃メダカをヒメダカとすると、琥珀メダカは自然のメダカ、ブラックではなく、黒メダカと呼ばれているものが、琥珀メダカに当たる。
『めだかの館』の大場幸雄氏作出のこの魅力的な2品種のメダカは、後に多くのメダカ愛好家を作るのである。
今でも楊貴妃メダカは高い人気を保ち続けているのだが、琥珀メダカは楊貴妃メダカに比べると地味って言えば地味なところがあり、次第に本来の琥珀メダカの魅力を保ち続けた系統は激減してしまっているのが現状である。
昨年の5月に『めだかの館』に出向いた時、大場氏の交配記録のノートを撮影させて頂いたものである。
そこに、楊貴妃の各ナンバーが記述されていたのだが、その中、楊5が半分、仁井谷さんの息子さんの努さんに渡ったことが記録されていた。
その記録につられて…
その時に仁井谷さんの十八番のビッグアイやピュアブラックなどを見せて頂いたのだが、残念ながら楊5は少数だけだったので、分けて頂くのを待ったのである。
同時に、『めだかの館』が最初にリリースした琥珀メダカをそのまま維持されていて、そこからは仁井谷さんが“赤メダカ”と呼ぶ、楊貴妃が分離していたのである。
また『メダカ百華 第3号』を制作することになり、テーマとして、「純系を守る重要性」を唱えようと思っているのである。
最近のメダカは、幹之血統、透明鱗血統、最近はヒレ長血統が様々な品種に交配されてしまい、その途中段階の訳のわからないメダカにまで名前を付けてヤフオクなどで販売してしまう事が横行している。
「そもそも、何故?改良メダカの人気が高まったか?」と言えば、初期の魅力的な品種が多くの人にも素直に魅力的に写ったからである。
最近、スワローなどの写真をアップしているが、改良メダカを追求している人にとっては興味津々なものなのだが、まだメダカを飼ったことのない人には、「飼いたい!」とは思われないかもしれないのである;^_^A
基本品種は重要なだけではなく、万人に受け入れられたものなのである。
琥珀メダカ…ヤフオクなどでも探すのだが、ろくな魚がいないのが現実!
それで仁井谷さんに助けを求めていたのである。
そして、その琥珀メダカと共に、楊5も送ってくださったのである。
これが仁井谷さんの琥珀メダカから時折現れる“赤メダカ”で、こちらも1ペア送ってくださった。
こういった基本品種はやっぱり大切に、他の系統を交配することなく維持していたいのである。
この琥珀メダカについてはもっともっと追究していく予定である。
仁井谷さん、ありがとうございました!m(_ _)m
関東アズマにしても、琥珀メダカにしても、魅力的なのだが、維持する人が少ない観賞魚って、失ってはいけない共通項がある。
全然、関係ない話し、自宅近くに、500mlのコカコーラが100円という自販機を発見!(^◇^)
最安値である!
今日もコカコーラを飲みながら、またメダカと戯れます!(^◇^)