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良質な活エサの確保から!

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『釣って、獲った魚、水生生物を飼う』という本を目指して、釣りをしたり、磯へ行ったりし始めた。

幸い、狙っていたカサゴ、メバル、カワハギにも出会え、その他の海水魚にも出会えた。

ここからは自宅の水槽で飼育することにバトンが渡される。

飼育のベースは何と言っても水質だが、良好な海水の水質維持となると、まだ人工海水を用いての水換えに頼る部分が大きい

もう一つ、重要なポイントが飼育する魚が好んで食べるエサの確保が重要!


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こちらは先日の夜磯で採集してきたイソスジエビ!これはカエルアンコウ、メバル、カサゴなどが好んで食べる活エサで常時ストックさせていたい活エサである。

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こちらは釣りエサとして購入した残りのアオイソメ!カサゴ、ベラ類、メゴチ、メバル、カワハギなどが食べてくれる。

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だが…
この冬の磯のカジメなどに引っ付いている体長1.5cmほどのダンゴウオ!
慣れればアカムシなども食べるには食べるが…
この小さな愛らしい魚を飼育するなら、やはり出来る限りのことをするのが飼育者の勤め!

そこで、横浜市都筑区にある『kazika』という海水魚専門店へ海産イサザアミを購入しに出かけた。もちろん、今後はこのイサザアミも自家採集する予定だが、まずは今日、明日のエサを確保しなければならなかったため、『kazika』さんに出向いた。

カエルアンコウやサンゴで著名なショップであるが、このイサザアミなどは、オーナーの「販売した魚のエサがないっていうのはいけないので、アフターケアの意味も含めて販売している」ものなのである。


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こちらが海産のイサザアミ。

だが、オーナーが「ダンゴウオにはちょっと大きいかもしれない!?」というので勧めてくださったのが…
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この海産ヨコエビ!これは成体であるが、写真の左上の成体に付いて写っている海産ヨコエビの幼体なら食べるのでは!?で購入!

与えてみると…みんな元気にヨコエビ、イサザアミの小さめの個体を食べてくれたのである。

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食べてくれると、いつもは岩陰にいたり、水槽ガラス面に付着しているダンゴウオたちも泳いでいる姿を見せてくれるのである。

それと同時に…

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活エサを確保すると、同時に活エサの飼育もついてくる!こちらは海産イサザアミの游泳する姿である。肉眼でははっきりわからない姿をマクロレンズを通してみると意外と目が可愛かったりする!正月明けたら、金沢八景あたりにイサザアミ探しに行かないと!

逆食物連鎖ではないが、撮影するって主役の魚だけではなく、そのエサとなる生物、エサとなる生物が好む飼育環境…など次々と課題が出てくるのである。

「可愛い!」だけで衝動的に飼育しようとする人って少なくないのだが、それだけでは飼われる魚は不幸になる。

「飼うんだ!」という強い思いと同時に、その生物のことをよく調べて、最適な飼育環境がどういったものなのか?を予め知ってから挑む…それが大切である。

このダンゴウオ、状態良く飼育していれば2月か3月には産卵する可能性が高く、最低、そこまでは出来る限りのことはしないといけない。


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こちらは夜磯で採集してきたアゴハゼ!カサゴのエサである。

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こちらは甲長1cmのイソガニ類の稚ガニ!これもエサに使う予定である。

さて、先日、写真をアップしたカエルアンコウであるが…
夜磯で採集してきたイソスジエビを与え始めると、より自然な姿を水槽内で見せてくれるようになる。

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一匹のイソスジエビを入れると…
我先に!と二匹のカエルアンコウがイソスジエビへとにじり寄って来る

この勝負に勝ったのは…、先に食べようとしたのは右の褐色の個体だったのだが、逃げられてしまい、結局、左の橙黄色の個体が「パクッ」っと食べた!

活エサの確保を頑張ったら、こういった写真を撮らせてくれるのであった

さぁて、今日は12/30!
年末の挨拶をしたいところだが…
今晩、メバルの撮影をするので、その写真とともに!


と思っているのだが、

もし撮れなかった時のために、

皆さん、今年もお世話になりました。
来年も宜しくお願いいたします。
良い新年をお迎えください!

と一足先に

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