(株)つり人社発行の『Basser』が今号で創刊30周年を迎えたという。
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そして、『Basser』の13号、1989年夏号から、「ラージマウスバス この偉大な魚の素顔」という連載をやらせて頂いたのである。長い歴史の中で表紙を飾らせて頂いたこともある。
1986年夏号として創刊されたバスフィッシングの専門誌、1986年夏号として創刊された。
その時の表紙、池原ダムでの津留崎 健さんの水中写真を見た時、度肝を抜かれたことが忘れられない。
ちょうど、オオクチバスの水中写真を撮り始めていた頃で、いきなり、凄いレベルの写真を見せられてしまったのである。
丹沢湖、神流湖、本栖湖、西湖などに潜ってオオクチバスを撮影していたのであるが、この『Basser』の津留崎さんの写真に触発され、翌年から琵琶湖への一ヶ月滞在を始めたのであった。
ようやく納得出来る水中写真のストックが出来、バスの水中写真で作った年賀状を『Basser』編集部に!
その年賀状に『Basser』の考案者であり、創刊者であり、編集長であった三浦 修氏が反応してくださったのである。
そして、『Basser』の13号、1989年夏号から、「ラージマウスバス この偉大な魚の素顔」という連載をやらせて頂いたのである。長い歴史の中で表紙を飾らせて頂いたこともある。
この『Basser』で知り合えた大川デザインの大川 進さん、菅原 純さん、塚本哲也さん、天野三三夫、多くのバスプロの方々…
外来種問題が常につきまとう分野だが、オオクチバスのことを知り、日本の陸水系の変遷を知っていれば、オオクチバスが懸命に異国で生きようとする姿が愛おしいし、多くの濡れ衣を着せられていることが判るのである。勿論、オオクチバスは日本在来の水生生物、魚類を食べる。それは事実であるが、もっと日本の湖沼の自然度が高ければ…?と考えるところはある。
『Basser』に一時でも携われたことは自分にとって素晴らしい経験であり、思い出である。
また何年後かに新作の水中写真で『Basser』誌上に発表できたら…最高である。
『Basser』には40周年、50周年…を目指して、新たな歴史を作っていって頂きたい。