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ベトナム、フエから送られてきた淡水魚たち

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福岡にある『アクアシティ』の花田さんから、ベトナム、フエ産の熱帯性淡水魚が送られてきていた。

ベトナムでもホーチミンからは熱帯魚の輸入があり、北部のハノイ近郊の魚は中国経由で輸入されることもあった。

フエ産というと耳慣れないというか、初めてのロケーションということになり、ちょっと興味を惹かれていた。

そして送られてきたのが11月…

しっかりと飼育して撮影することにした。


イメージ 1

こちらはシザーステールラスボラ。マレーシアやインドネシア産の個体は以前から輸入されてきたが、尾ビレ中央の黒の線がちょっと違うが、シザーステールラスボラであることは間違いない。


イメージ 2

ジャイアントイエローラスボラと呼ばれていた中型のラスボラ。学名は、R. daniconiusなのだろうが、タイ、ミャンマーなどに分布するR. daniconius daniconiusとの類縁関係は…もっとしっかり調べないと

昔はこういった種類の同定を趣味のようにしていたのだが、熱帯魚の学名を調べるってここ最近はかなりサボっていたことを実感した


イメージ 3

こちらは金線ラスボラと呼ばれているポピュラー種中のポピュラー種!
タイ、マレーシアに分布する種類で、この種類もどうやらベトナムにも分布しているようである。


イメージ 4

こちらはグリーンバルブと呼ばれるプンティウス。日本にはこの黄色変種のゴールデンバルブが輸入されてきていたが、こちらが原種である。ただし、ゴールデンバルブが確実にこのグリーンバルブの変種か?と言われると不明な部分もあったりする。


イメージ 5

こちらがそのメス。ペアが揃ったので、一回、産卵させてみようか?とか思ったりして
もし、産卵させたとしたら…40年ぶりぐらいになったりして


イメージ 6

こちらはタナゴの一種!Rhodeus属かと思われる、タイリクバラタナゴに近縁な種類であろう。今回はこのオスしか入手できなかったので、再リクエストしようと思っている種類である。


イメージ 7

コイ目の一種


イメージ 8

コイ目の一種これ絶対、学名知ってる種類なのに、忘れてます調べ直します


イメージ 9

ミクロネマケイルス属の一種。

イメージ 10

レイオカシス属の一種


イメージ 11

ブラキゴビウス属の一種。バンブルビーの一種で、純淡水種のようだが、フレッシュウォーターバンブルビーとは違う感じ!


イメージ 12

トリデンティゲール属の一種。ベトナムのナガノゴリって感じである。

久々にこの手の熱帯魚を撮影したが、昔は普通に見られた魚が含まれている。今は熱帯魚店で見る機会が減ってしまっており、こういった当たり前の種類の飼育を経験しながら、ステップアップしていくことってかなり重要なのだと思う。

「ラスボラなんて飼ったことがない」というショップのオーナーがいる時代が今、これでは5000種以上がいる熱帯魚の人気を伝えることって相当無理があるように思える。

時代が違うって言ってしまえばそれまでだろうが、熱帯魚の魅力は一種類、一種類飼育して、経験することが何より大切!

最近、ポケモンGOをやっているのだが、図鑑を一種類ずつ埋めていく作業に終始するのだが、やっぱり獲ればその種類のことが少しわかるのと変わらないのである。

こう言った一般種が再び飼育されるようになる時代…もう来ないのかもしれない

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