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熱帯魚店巡り、ライヤープラティ

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この三連休は土曜日は虹彩さんと、今日はcolと熱帯魚店巡りをした。

以前なら毎週どこかのショップに出向いていたのだが、ここ5年ほどは熱帯魚ショップの閉店が相次ぎ、近くにあった熱帯魚ショップも次々と閉店(@_@)

生き餌を買うのにも苦労するようになってしまった。


イメージ 1

こちらは植物主体で販売しているショップで見られたパンジー。
年々、新しい品種が作られるパンジーだが、ポピュラーな園芸種なだけに、注目度はそう高くはないのだが、パンジーの新しい品種って実は凄かったりする。

イメージ 2

花弁の変化も凄かったりするのである。
実は植物ではスミレに一番興味があるのだが、このパンジーだけはあまり手を出してこなかった。
もし手を出したら、それこそ底なし沼にハマりそうだからである

しっかし、熱帯魚ショップの体たらくには驚いてしまった。
いくら熱帯魚人気が下火だからと言って、ここまでダメダメだとは思っていなかった。

特色を出していたのは神奈川県綾瀬市にある『ペットショップJET』だけ…

あとは各水槽で販売されている魚の数の薄いこと…

これでは初心者の方が「熱帯魚飼いたい!」とはとても思わないだろう。

「売れないから仕入れない」のだろうが、「売るための努力」が見えなかったのである。もっと勉強してその魚の魅力を引き出していくことをもっと取り入れていってもらいたいと思った。

以前、あるショップのオーナーと話をしたことがある。
「自分は熱帯魚を仕入れる感覚は、鮮魚店と同じ感覚だ」と言われたことが忘れられない。

例えば、サンマを仕入れるにしても、アジ、サバを仕入れるにしても、新鮮な魚を目利きで選び、それを売るために営業もして、確実に販売していかないといけない。残しては鮮度の問題で、「あの鮮魚店の魚は新鮮じゃない!」と言われてしまうのである。

売れそうな数だけを仕入れるなら、少量にすれば…ではやはり魅力的な鮮魚店にはならないのである。

そのオーナーは各水槽の回転率をしっかりと考えながら、熱帯魚をガッツリ仕入れていた。

熱帯魚の魅力は変わっていない。その魅力の伝え方、それが全然足りないと感じた。

もちろん、自分たちも、もっともっと熱帯魚の魅力的な写真を、もっともっと多く見せていかなければならないとも思っている。


イメージ 3

さて、こちら、ライヤープラティという卵胎生メダカの一種である。昨年末より、再び繁殖を始めた。

この個体、外見はオスである。

自分も「オスかな?」とは思っていたのだが、どうも腹部に卵らしいものが透けて見えている感じはしていた。

イメージ 4

で、このオスのような個体が一昨日、8匹の稚魚を産仔したのである


イメージ 5

このプラティの性染色体は、XとYだけではなく、XとYに、Wが加わっているのである。

そのため、プラティのメスはXX、WX、WYの3つの性染色体を持っている。
オスはXYとYYの染色体である。

この個体がオスのように思えたのは、このメスがWXかWYの性染色体であろうと推測できた。
ただし、Yには雄性遺伝子Mがあるため、産仔したということは、このメスはWXの可能性がさらに高くなったのである。

この稚魚たちから、普通に産仔するXXのメスが産まれる確率は1/4

その上、ライヤー形質を持ったメスも1/4

この個体から生まれた稚魚の中からライヤーのXXのメスとなると…1/16
「足りないじゃん!

まぁ、XXのメスからも稚魚は取れているし、そのメスの次の産仔予定は1月23日!先ずはしっかりとしたXXのライヤーのメスを10匹得られれば、量産するつもりである。

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