さぁて、2014年のらんちゅう界の締め括りは、品評会総覧の編集で終われる;^_^A
先日、このブログ上で、他誌に品評会結果が掲載された愛好会は、この『金魚伝承』では掲載しないということを書いた。
すると数人の方から問い合わせが!
観賞魚雑誌として、『アクアライフ』が広く知られており、そちらでは一般社団法人側の愛好会の品評会結果が、一般社団法人結成時から掲載されている。
『月刊らんちゅう』というフリーペーパーが昨年から発刊されるようになり、『金魚道』という本?もある。
『金魚伝承』も発刊から14年目、品評会総覧も14作目となる。
これまで、掲載希望として送付されてきた愛好会の品評会結果は全て掲載してきたのだが、ある意味、マンネリ。
それと同時にページ数が増大して、1ページしか掲載できない愛好会もかなりな数になってしまっているのが現状である。
『金魚伝承』の偶数号は、全国の愛好会の品評会の優等魚主体で掲載してきたのだが、以前から内容を一新したい部分もあった。増大してきた偶数号のページを減らせる方策も経費節約となるので、考えてはいたのだが、なかなか難しいところがあったのである。
『月刊らんちゅう』や『金魚道』など、それぞれがらんちゅう、金魚の普及を考え発刊しているもので、『金魚伝承』は年に一回の発行のため、速報性には欠ける。
速報の部分では、日本らんちう協会のホームページがあり、紙媒体の『金魚伝承』はある意味、保存性が売りである。
雑誌への協力は、各愛好会が決めることであって、各出版社は、どれだけ魅力的な雑誌を作るか?を考え、記事としてはスクープ的なもの、誰も取材していないもの、人物を掲載していくのである。当社から全ての愛好会の品評会に取材に行ける訳ではないので、取材に行かれる他誌を大切に思うのももっともである。
そういったことを総合的に考え、当社は当社の独自色を強めて、品評会の取材にしても、もっとディープな内容にもしたいのである。
その結果として、他誌に協力される愛好会には、こちらへの掲載をご遠慮頂き、他誌だけに協力頂ければと思ったのである。
天秤にかけられるつもりは当社には全くなく、『金魚伝承』は日本らんちう協会全国大会を筆頭に、『金魚伝承』にだけ掲載データをくださる愛好会に対して、出来るだけの誌面を割きたいのである。取材させて頂く方も、当社独自で探させて頂き、他誌に協力されている方々は、当社にとっては取材対象にはなりにくい。それは日本一を獲られたとしても同様!こちらから日本一獲得時の取材をお願いすることもない。様々な思いで他誌への協力をされている方には、他誌をもっともっと盛り上げて頂きたい!
ただそれだけのこと!別にどこかから何か言われて考えを変えた訳ではなく、あくまでも当社の様々な都合で、こう決定したことである。
『金魚伝承第28号』では、そのアナウンスがなかったので、現在、来ている愛好会の上位入賞魚は掲載させていただくが、実際のところはページ数を減らしたいので、他誌へ掲載されていた愛好会の結果は1ページにすることもありそうだ。
紙代、印刷代も高くなってきており、従来の偶数号を、もっと魅力的な誌面にしたい。そのために新たな企画も30号から実現させていく予定である。オリジナリティのあるページ作りなら少しは自信を持っているつもり!
このことについては、『金魚伝承第28号』の誌面でも記述する。