九州取材二日目!
今朝は少し遅め、午前7時に起床、午前8時から取材を開始した。
今日、一人目の取材は、福岡観魚会に所属される藤崎和則さん!
らんちゅう飼育歴8年の方である。
4年前の第56回日らんで二歳魚で行司二に入賞された方である。
仲間との品評会出品を楽しんでおられる方で、目標は「まずは福岡観魚会の東大関!」と言われる方で、らんちゅうに“力と色気”を兼ね備えた魚作り…この難しい魚作りを目指しておられた。
二人目の方は、野中勝次さん、らんちゅう歴10年の熱心ならんちゅう師の飼育場を訪れた。
「尾型のしっかりしたカッチリした魚が好きです!」と言われる、質の良い魚を持っておられた。
らんちゅう飼育の魅力を「仲間や会の人との交流」と言われ、「仲間と競争できるところが楽しい!負けた時には“また来年頑張ろう!”と思える」ところにあると言われた。
三人目は、鳥栖みやき支部登録の川原誠剛さん、165×165cmのたたき池12面でらんちゅうを作っておられる、らんちゅう歴20年目のらんちゅう師である。
非常に几帳面な方で、しっかりと整理整頓された飼育場が印象的であった。
東京の矢ケ崎伸司さんと交流があり、矢ケ崎さんのことを“おやじ”と呼ばれておられた![]()

目標をうかがうと、「おやじを抜くこと!」だそうで、今年の日らんの出陳される当歳魚を見せていただいた。今年の矢ケ崎さんも強いだろうが、この川原さんの魚も上がってきそうであった!?
四人目は、鳥栖から小倉に移動し、そこから直方へ!
今年の8月に三重県熊野から引っ越しされた井戸本 唯さんの飼育場を再訪させていただいた。
再訪と行っても、昨年は熊野へ、そして、今年は直方への取材であった。井戸本さんの今年のらんちゅうもしっかりと撮影させて頂いたので、金魚伝承29号で紹介させて頂く。
今回の九州取材の最後は、らんちゅう以外の金魚を飼育されておられる鷹取正幸さんの飼育場へ!
鷹取さんは鈴木アズマや桜アズマ、オランダシシガシラ、水泡眼などをマンションの一室に舟を並べて楽しんでおられた。
鷹取さんの鈴木アズマである。
関東アズマとは趣を異にするアズマだが、この鈴木アズマにはまた違った魅力のある金魚であることを再認識できた。
これで今回の九州取材は終了!
明日はいよいよ、長洲金魚品評会でのお仕事!![]()

一日、楽しもうと思っている。
さぁて、早よ、寝ようっと!