今、発売中の小学館刊行のアウトドア雑誌、BE-PAL、
それを記念しての付録が…
こちらのBE-PAL創刊号のより抜き復刻版である。是非、書店でお買い求めくださいまし!!
今月号の連載「飼えるんです!」ではマハゼとスズキの幼魚、セイゴをやらせて頂いた。
見開きの連載もこのマハゼ&スズキで9回目!
今年でBE-PALが発刊されてから35年になると言う。
それを記念しての付録が…
こちらのBE-PAL創刊号のより抜き復刻版である。是非、書店でお買い求めくださいまし!!
この創刊号、35年前に間違いなく買ったことを覚えている。当時はアウトドア雑誌はあと一誌あり、どの雑誌もむさぼるように読んだ記憶がある。こういったアウトドア雑誌全盛期には日本産淡水魚や海外に熱帯魚を取材に行ったりと今より更に強行に動いていた。
今年は連載をさせて頂いているが、BE-PALでの仕事も30代の頃によくやらせて頂いていた。水路でグッピーを採ったり、海辺でカニの幼生を採ったり…なんか今とあまり変わらないが
それが、らんちゅうという魚の縁もあって、今年、再び、連載をさせていただけているのも不思議な感じである。
今月号の連載「飼えるんです!」ではマハゼとスズキの幼魚、セイゴをやらせて頂いた。
そう、先月頭にクソ暑い中、相模川の河口で黒こげになって釣ったマハゼとセイゴを使ってのページ構成である。マハゼだけでは水槽の底にしか魚がいないので、同時に釣り上げてセイゴが水槽を賑わせてくれる役割を担ってくれた!
見開きの連載もこのマハゼ&スズキで9回目!
次号が、昨日紹介したカワハギで、10回目となる。
今年の2月発売号から始めた連載、
1回目 カサゴ&メバル(コラム ダンゴウオ)
2回目 ワカサギ(コラム カエルアンコウ)
3回目 イセエビ(コラム ウチワエビ)
4回目 アジ(コラム ウメボシイソギンチャク)
5回目 テナガエビ(コラム フリソデエビ)
6回目 アユ(コラム オイカワ)
7回目 サバ(コラム ウミタナゴ)
8回目 イイダコ(コラム マダコ)
まだ9回目なのにもう懐かしい感じがする
イセエビは大万さんのヘルプがあり、コラムのウチワエビも川本さんの協力があってのこと、ワカサギはちょうどフィッシングショーと重なり、100匹もの活きたワカサギをキープして、撮影後のワカサギをパシフィコ横浜まで運んだっけ!
テナガエビ釣りの醍醐味、colだけが釣り上げたイイダコ、サバの運搬時の格闘…
魚を飼育するために、自分たちの手で捕まえるってのは楽しくもあり、苦しくもある。でもやっぱり達成感が購入した生物を飼うのとは別次元のものなのである。このページを見て、「やってみたいな!」って思ってくださった方がおられたら、ありがたいことである。
次号のカワハギは最も苦労したが、撮影が終わると、「ヤッタぜ!」って気分になれたのである。今は熱帯魚飼育が廃れてきており、それって、やっぱり熱帯魚が持つ高級感をここ10年、20年かけて業界がなくしてしまったことが大きな要因だと思うが、自然で遊びながら、飼育する魚を捕まえるのって、今更ながら、メチャ楽しいことを再確認できたのである。
一年間の連載ということで、あと2回、次号のネタはもう決めており、最後が真冬
食用っていう縛りがあると、コイだのナマズだのの淡水魚じゃ飼うことが難しくないし、当たり前なのでつまらないし…ウナギとかだと漁業権が絡むし…アナゴとかシャコとかクルマエビとか色々と面白いものはあるものの、実際に採集するってなると場所が限定的になったり、時期が取り上げた生物と被ってしまったり…意外と毎回、悩みながらいたのも今では良い思い出!
真冬にこの連載のフィナーレに相応しい水生生物って… 意外に難しかったりする渓流魚をやりたいところだが禁漁時期に当たっちゃうし…
何にしようかなぁ?なんか面白いネタないですかぁ?