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第48回長洲町養魚組合金魚品評大会

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10月第四日曜日、ここ三年間、熊本県玉名郡長洲町で行なわれる金魚品評大会へ出席させて頂いている。
同じ日に、愛知県弥富で『金魚日本一大会』が行なわれているので、マイナー感は否めないのだが、実は、昨日の弥富での大会の出品数は719点、それに対して、長洲の品評会は318匹と知られている割には出品数の多い、大会なのである。


イメージ 1

こちらは出品されていた長洲町を代表する品種であるジャンボオランダ(ジャンボ獅子頭)!
大きな個体は尾先まで入れれば60cmを超える大型個体ばかりである!

このジャンボオランダもここ最近、出品数が安定してきているようだが、まだまだ、こんなもんじゃない!っていう魚が来年以降集うことを期待したい!

ジャンボオランダは、更紗の個体を作ってしまってから、その大型さ、尾型の良さが失われていたところもあったのだが、今回、出品された個体の中には素晴らしい個体がいた!


イメージ 2

話しは変わって、こちらは熊本県知事賞に輝いた、更紗琉金である。「これぞ、江戸川産の更紗琉金!」と言える個体で、小顔で体高があり、尾型も良い魚であった。審査は埼玉県で更紗琉金、更紗和金を作れば右に出る人がいない平賀徳重氏がおり、平賀さんを唸らせた一匹でもあった。

自分も更紗琉金が好きなのだが、こういった金魚も大切に飼育したいなぁ!?と思ったり…


イメージ 3

こちら、“隼人和金”として出品されていた更紗和金である。35cmほどあったこの個体も更紗和金の良さを全て兼ね備えているような良魚であった!


イメージ 4

こちらはその他品種の部門の当歳魚で一席となった浜錦である。体形良し、尾型良しの浜錦の当歳魚としては素晴らしい魚であった。

その他のらんちゅうの部を含めると11部門で争われた長洲の金魚品評大会の上位三席までの魚については、『金魚伝承31号』にて掲載予定である!



イメージ 5

さてさて、こちらは、出品されていた金魚ではないが、素晴らしい丸手のアズマニシキの親魚である。
尾先を入れれば40cmはあった個体で、出品されなかったのは、「腹型が足りない」という部分からで、実は一ヶ月前には素晴らしいバランスのとれた魚だったそうである。

どうしても今回の大会では迫力不足ということで、出品を控えられたのだが、来年は『観賞魚フェア』の品評会に出品されることを目指して飼い込まれるということである。

腹型さえ、出品者が満足できる出来上がりになったとしたら?この魚はかなり強いのは間違いなさそうである。

らんちゅう、らんちゅう、らんちゅうと見続けて来て、こういった金魚を見ることは新鮮な気持ちになれる。

金魚ってやっぱり、楽しいのであった!

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